2010年08月02日

ザ・キャラクターをみました

名称未設定-1.jpgNODAMAP 、「オイル」を最後にしばらく行っていなかったのですが・・・。
今回の「ザ・キャラクター」、新聞評など読むとそこそこ評判よく、なんとなく「野田さんと古田さん」の絡み、また見たいなあ・・・などと思ったので、当日券を求めて並んでみることにしました。

毎日当日券発売とはなかなかうれしいです。先行予約のときは悩んで板も後で見たくなることもありますもんね。


チケット発売1時間前に到着して大体20人前後。発売時間には結局50人くらい並んだでしょうか。

立見席も覚悟していましたが、結局1階のちょうどど真ん中の席を購入することが出来ました。ラッキー。

お話はとある町の書道教室があることをきっかけにその家元を神とする宗教団体めいたものに変わって行き…。ギリシア神話を絡めながら、あのかつて日本を震撼させた宗教事件をベースに描いています。

宮沢りえちゃんがすごい。以前にみた透明人間の蒸気のときとはまた違った魅力。あの時の透明感はそのままに演技に凄みが増した気がします。ラストのセリフに涙がこぼれそうになりました。

古田さんが家元…軽々しくいろんなことを言い放ち、まわりの人間を振り回し…という役を飄々と演じてます。彼が軽ーい分、その言動で行われることの結果との落差が恐ろしい。

橋爪さん、銀粉蝶さんはさすがベテラン、うまいです。銀さんの母の姿は胸を打ちます。

他の皆さんも熱演。
やはり強烈に覚えている事件がベースなので、こちらの感情もかなり揺さぶられました。

そして久しぶりに見てやはり野田さんの言葉の遊びのうまさ・面白さに感動。
今回は書道教室が舞台で「書く」ことを表現として使っているので文字を分解してそこに意味を見出したり、といったことも多く、とても面白かったです。


正直、アンサンブルの人たちはちょっと「俺ら(私たち)がんばってます」感が見えるような感じがしたのが残念。なんでだろう。
以前に見ていたものよりアンサンブルの人数がかなり多いせいかなあ?でも事件の再現をしたり、宗教的な集まりの雰囲気を出すためにはコレくらいの人数が必要だったのかもしれない。
あと野田さんが昔より飛んだりはねたりしなくなったなと。今回の役柄のせいかしら・・・。
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2009年11月03日

難しい問題

ちょっと前に、東野圭吾の「片思い」を読みました。
小説の筋は久しぶりに会った大学時代のマネージャーが実はジェンダーで「男」になっていた。しかも殺人をしてしまった、という。そして…というお話。
南アフリカの女性選手の性別が問題になったときに、ちょっと話題にもなった小説です。
小説の中でスポーツ選手の性別の問題が出てくるのです。そして男・女というのは実は真っ二つに別れるものではないのだなあ・・・と考えさせられます。
東野圭吾氏は、娘の体に母の心が宿る、という心と体が別人である苦悩(ヒロスエで映画化もした)を描いた「秘密」を書いた直後にこの小説を書いたそう。
こちらは心に男と女、二つの性が宿っている苦悩…が描かれています。

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2009年11月01日

読書の秋が来たーので読書録を。

奥田英朗の「家日和」を読みました。
いろんな境遇のいろんな「家」の出来事の短編集です。
この作家さんの「ガール」という小説集に近い感じ。
森見登美彦の「新釈 走れメロス 他四篇」も。
こちらは森見節炸裂の表題作が良い!他の小説も元ネタの文芸作品を読み返したくなりました。
森見さんは今朝日新聞で「聖なる怠け者の冒険」を連載中ですがコレも面白い!挿絵もフジモトマサルさんで、とても贅沢な新聞連載です。
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2009年08月27日

最近&読書メモ

おひさしぶりです、元気です。
仕事は不調ですが・・・。
いいことないかな〜と願掛け。


さて最近の読書。
■池袋ウエストゲートパーク。
■少年計数機(池袋ウエストゲートパークU)
宮藤官九郎スキスキ言ってたし、ちょっとだけどドラマも観ていたのに実は未読でした。石田依良を読んだのがここ何年かなんだよね。(読まず嫌いでした)
■きつねのはなし
■夜は短し歩けよ乙女
2冊とも森見登美彦。
こちらは京都が舞台。同じ作者とはなんだけど明と暗な感じの2作。
池袋は昔遊んだこともあるので、読んでいてああ、あの辺ね。となるのですが、京都は全く土地勘がない。だから余計に幻想的な感じが増しますね・・・。
■ぬしさまへ 
畠中恵のしゃばけシリーズの2巻。
■悪意
■容疑者xの献身
東野圭吾。
つい東野耕治って言ってしまうことがあります。ぜんぜん違うよー!!
■犯意―その罪の読み取り方
乃南アサさんが小説を、そしてそれに弁護士の園田寿氏の法律解説がつきます。裁判員制度がはじまった今、いろいろな犯罪がどのように裁かれるのか、という意味で面白いですが、小説は犯罪を犯してしまうまで(または犯罪が公になる・捕まるまで)なので誰も幸せにはならず、後味が悪い・・・(涙)。

先日聞いたら父も読んだ本をリストにしているらしい。やはり、何を読んだが忘れるらしい(笑)。親子だ。
そういえば父から借りた本もあるのでした。半年ほど借りたままだ!!

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2009年05月04日

なんじゃもんじゃの木

nanjamonaja.jpg母と外苑前にある「なんじゃもんじゃの木」を見に行ってきました。
正式名は「ひとつばたご」というそうで、一代目は天然記念物だったそうです(現在のは二代目)。
満開の時期をちょっと逃してしまったようで、雪をかぶったような美しい姿、というわけにはいきませんでしたが、それでもきれいでした。
外苑前には何度か来たことがありますが、こういう樹木があることも知らなかったし、実は聖徳記念絵画館が何の建物かもよくわかってなかった…。
そこからずーっとお散歩しながら原宿へ行きましたよ。
紀伊国屋の所に出来たAoビル→お昼→Forever21を横目にしつつ(入りたかったけど整理券配布と聞いてやめた)H&M。
でも結局、新宿に移動してタカシマヤで買い物しました(笑)。原宿混み過ぎ!!駅前もすごかった…。
posted by かふぇおれ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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